夏の約束 / 届かない / 我が者達よのジャケット写真

歌詞

届かない

Yonta's Music Journey

君の指が触れたコード

まだ弾けないまま

部室に残る 音のかけら

名前のない気持ちが また膨らむ

夏の空気に 溶ける音楽

初めて出会った日から

何かが 始まっていたのかもしれない

知らないふりをして

見つめるだけで

心が足りてしまうのが怖かった

再会は偶然?

でも君は 変わらず眩しくて

バスの窓越しに見る 横顔は

どこか遠くにある景色のようで

優しくされるたびに

期待してしまう自分が 嫌いだった

伝えたい気持ちは

いつも 一歩遅れて

君の視界には 映らない

「友達でいたい」なんて

優しすぎる終わり方だね

ねぇ どうして人は

いちばん欲しいものに

手を伸ばすことを ためらうんだろう

好きになってしまった ただそれだけ

だけど

君の世界を 変えたくなかった

告白のあとの空気は

静かすぎて 世界が止まったようで

君の笑顔だけが 本当で

それ以外は全部 夢だったのかも

ふたり並んで座ったベンチ

手は届かない距離

ありがとうって 君は言った

その声が 優しすぎて

泣く理由さえ 見失ってた

もう 何もいらないって

強がったのは きっと僕の方だね

好きだったよ いまでも

だけどこの気持ちは

もう 僕の中だけで 育てていく

ねぇ、きっとまた会えるよね

名前じゃない何かで

ふたり、つながっていたから

静かに蓋を閉めるように

今日が 終わっていく

"好き"の続きは、言わないままで

音もなく ページをめくる夜

  • 作詞者

    Yonta's Music Journey

  • 作曲者

    Yonta's Music Journey

  • プロデューサー

    Yonta's Music Journey

  • プログラミング

    Yonta's Music Journey

夏の約束 / 届かない / 我が者達よのジャケット写真

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「夏の約束」は、過去の思い出に揺れながらも、前に進もうとする心を描いた楽曲です。眩しい夏の景色と、胸の奥に残る面影が交差し、切なさと希望が同時に息づく。大切な人を思い続ける強さと、未来へ踏み出す勇気を歌っています。

「届かない」は、伝えられなかった想いと、言葉にならない余韻を描いた切ないラブソングです。そっと胸にしまったままの感情は、消えずに息をし続ける。近くにいるのに遠い、あの関係の“温度”を丁寧に描いた楽曲です。

「我が者達よ」は、夢に迷い、つまずきながらも、仲間と共に生きる強さを歌ったエールソングです。泣いた日も、笑った日も、その全てが自分を作る力になる。強くなくていい、真っ直ぐでなくてもいい。今を生き抜くすべての人へ贈る歌です。

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