楽園のジャケット写真

歌詞

楽園

Iris the Farthest

僕が知りたかったその愛を

君は何処か遠くで見つけられたのかな

僕ら交わし合った約束も

気付けば冷たい宵闇に溶けていく

ほんの少し前を歩く

君の隣が欲しくて

何度も何度もその手に触れようとした

その真っ白な吐息も

左の頬のえくぼも

未だ心に焼き付いて

手繰り寄せた掌に

その小さな手に余る後悔と幸福が

きっと二人を殺したんだよ

確かにあの日の君は笑っていた

僕ら過ごしていたあの日々に

僕ら以外何も要らなかったのにな

ちっぽけな世界を守るため

幾つも過ちを犯しては泣いていた

右の胸の少し下

君の鼓動を感じた

何度も何度もその温度に触れたの

それだけでいいと思えた

取り返しのつかぬ程

通り過ぎてしまったのに

重ね合った掌が

その小さな手の中の光彩と幸福が

きっと二人の全てだったの

それでもあの日の君は笑っていた

触れてしまえば崩れていく様で

その儚さが美しかった

掴み損ねた未来にはもう

君がいないことを知った

手繰り寄せた掌に

その小さな手に余る後悔と幸福が

きっと二人を殺したんだよ

確かにあの日の君は

重ね合った掌が

その小さな手の中の光彩と幸福が

きっと二人の全てだったの

それでもあの日の君は笑っていた

  • 作詞

    梅澤 虹

  • 作曲

    梅澤 虹

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