青二才のジャケット写真

歌詞

Lily

akapos

汗ばむTシャツ

抜ける人混みの中

心に開いた穴

初夏のdrama

オレは立ち止まった

何 失った?

もう雨は止んだ?

空はグレーのまま

もう降りない駅を眺める窓

同じような速度で過ぎる過去

手を引かれて歩いたあの歩道

わがまま食らわしたガキの頃

5年前 手握り登る階段

オレの方がデカくなってたのに

大きく感じた手のひら

温もりを今でも覚えてる

あれからずいぶん時が経って

オレの生活 変わって

見てるかばあちゃん

言えなかった I'm a rapper

増えた仲間と過ごすLIFE

小さく灯した一つの愛

R.I.P また会えるよな

心に刺青 百合の花

終わりがないと信じてきた魔法

もう戻ることが叶わない過去

力強く咲いた花の覚悟

生きてゆくことに無駄なことはないと

乾いた土の上

指でなぞって描いた絵

夕方に濡らすrain

何かがまたひとつ消える

よく遊んだ公園

気がつきゃアスファルトの上

幾度となく通った家

ここにはもう誰もいねぇ

生活が染み付いた

あの日から止まる時間

まるで声が聞こえそうな

すぐそばにいるような

歴史が刻まれたこの場所

目を閉じて息を吸うalone

古びたにおいに記憶を辿り

木の戸棚に積まれてたもの

昭和から令和

人生をプレイバック

生きた証 刻まれてたのは

色褪せていたアルバム

今のオレよりも若いばあちゃん

今のオレよりも若い母

嫁の姿は見せれなかったが

このバトン守ると誓った

終わりがないと信じてきた魔法

もう戻ることが叶わない過去

力強く咲いた花の覚悟

生きてゆくことに無駄なことはないと

ひとつ花が咲いてた

勇敢に根付いてた

あらゆるものを見てきた

あらゆる旅もしてきた

爽やかな風が吹いた

綿毛が舞った

優しく雨が注がれた

ささやかな命繋いだ

ありふれた連鎖

幸せな贅沢

またひとつ花が咲いた

そして静かに風が止んだ

  • 作詞者

    akapos

  • 作曲者

    n1treelbeats

  • プロデューサー

    akapos

  • ボーカル

    akapos

  • ラップ

    akapos

青二才のジャケット写真

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時に、人は躓く。そしてまた歩く。
──それが人生
誰かが呟いた。正しくて馬鹿みたいに正直で、でもどこか儚くて脆い。

akaposの3枚目となるアルバム『青二才』は、そんな当たり前を、立川で過ごした6年間で育み刻んだ作品である。
発散があり内省がある。出会いがあり別れがある。生と死がある。
それでもこの道は続いていく、どこにでもありそうな日常がある。
でも、どれも十分に説明されることはない。
人生がそうであるように、ただ密かにそこにポツンと存在している。

言葉は鋭い。しかも親切ではない。ただ裸のまま待っている。
手を引いて連れていくのではなく、静かにそこで呼吸をして待っている。
でも、気づけば隣にいて、その鼓動はずっとそこにいたような親近感がある。

仕事と音楽、二つの刃を研ぎながら、また新たなステージに挑もうとする1人の男が積み上げてきた16曲。
──青二才のまま迎える明日
オレはここにも在った、という証なのだ。

アーティスト情報

  • akapos

    東京都立川市を拠点に活動するラッパー、akapos。2021年より配信を軸に作品を発表し続け、「ラップがしたいからラップをやる」という純粋な衝動を原点に、感情むき出しのメッセージを届けている。青山学院大学法学部を卒業後、大手企業でキャリアを積みながらも「経歴や肩書きは自分を語る理由にならない」と切り捨て、現在はフリーランスとして中小企業のコンサルにも携わる二刀流の生き方を選択。音楽とビジネスの往復から生まれるリリックは、社会を射抜くリアリティと、人間味あふれる熱を兼ね備える。飽和した時代に飢餓感を抱き、愚直に日本語ラップへ挑み続ける姿勢こそが、akaposの本質である。

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