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歌詞

風船の森 (feat. 初音ミク)

花束P

キミに渡した「愛してる」の言葉は

「大嫌い」に良く似ていた

まばゆい光にとらわれた羽虫のように

キミの夢から離れられない

水をやれば種は芽吹くし

陽に当てればすくすく育つ

そんなキミから目を背けては

知らない顔で笑ってた

「砂の海でできたこの世界で

いつまでそんなものを守ってるの?」

そんな甘言をささやいては

キミの足下をじわり汚してく

キミに渡した「愛してる」の言葉は

「大嫌い」に良く似ていた

まばゆい光にとらわれた羽虫のように

キミの夢から離れられない

この手に残った最後の言葉

「やっとわかった。もうやめようか」

僕はいったいキミの何を

知っていたというのだろう?

色とりどりの風船を手放す

言い訳をいつから用意してたの?

置きざりにされて泣き出す前に

そんなにも自分を守りたかったの?

キミと揺れていた真夏の屋上は

いまもこの胸を焦がすよ

あの頃二人の間には恋よりも

もっと強い明日があった

二人は明日よりも今を手にとって

やがて空から目を離した

キミと僕の前にはそれぞれの道が現れた

光に向かい駈けだした君の手を

どうして止められただろう

泣き笑いの表情で背中を押したら

飛び立ちだしたきれいな色たち

キミに渡した「愛してる」の言葉は

「大嫌い」に良く似ていた

空いっぱいに埋め尽くす風船を

この地に足をつけ見送った

  • 作詞

    花束P

  • 作曲

    花束P

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