

旅立ちの桜が散って 十年の春が過ぎた
君が残した旋律は 今も喉で鳴っている
あの日交わした約束 覚えているだろうか
いくつもの顔を使い分け 僕らは大人になった
それでも胸の奥には 消せない火がある
灰をかぶっても まだ熱を持っている
風よ 僕らの歌を乗せて
遠く離れた友の元へ 届けてくれないか
同じ空を見上げている 誰かの心に
この声が響くように 風よ 吹き抜けてゆけ
迷いの中で立ち止まる そんな夜もあるけれど
あの日の声が蘇る 背中を押してくれる
アスファルトの裂け目にも 名もない花が咲くように
諦めかけた夢の種は どこかで芽吹いている
静寂に耳を澄ませば 聞こえてくるだろう
時を超えて響く あの日のハーモニー
風よ 僕らの歌を乗せて
見えない糸で繋がった 友の元へ飛んでゆけ
違う道を歩いていても 心は傍にいる
この想いが届くように 風よ 駆け抜けてゆけ
変わってゆくものと 変わらないもの
その両方を抱いて 僕らは生きている
忘れかけた約束も 果たせなかった夢も
全部抱えて今日を 歩いてゆこう
風よ この歌を乗せて
かつて肩を並べた 仲間たちの心まで
時が流れても色褪せない あの日の絆を
思い出させてくれ 風よ 歌い続けてくれ
同じ空の下 それぞれの場所で
僕らはまだ 歌っている
風が運ぶ歌を 口ずさんでいる
- 作詞者
ASHIBI2025
- 作曲者
ASHIBI2025
- プロデューサー
ASHIBI2025
- その他の楽器
ASHIBI2025

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風が運ぶ歌
ASHIBI2025
『風が運ぶ歌』
春の風が、忘れかけていた歌を運んできた。
過ぎた時間、すれ違った日々、叶わなかった夢。
それでも、同じ空の下で生きている僕たちは、
あの日と変わらぬ声で、想いをつなげている。
この歌は、離れていても心がつながっていることを信じるすべての人へ──
風にのせて、今もあなたの元へ響いています。
アーティスト情報
ASHIBI2025
ashibi2025 は、AIと人間が共に「祈り」を奏でるために生まれた音楽プロジェクト。 絵本作家であり詩人でもある Chacha が、AI作曲モデル Suno と対話しながら、 心の奥に眠る情景や想いを言葉と音に変えていく——そんな“共奏の記録”です。 きっかけは、大学時代の音楽サークルの同窓会。 久しぶりに仲間のために詩を書き、AIと共にメロディを探したことから始まりました。 数多く提出した自作の作詞すべてにメロディをつけたいという想いから、自分でAIと一緒に作ってみよう。 そうして生まれた最初の曲が、驚くほど人の心に響いたのです。 以降、詩・旋律・映像・物語を統合する独自のメソッド 「Chacha × ashibi2025創作法」を確立。 すでに30曲を超えるオリジナル楽曲を発表し、そのうち10曲以上が AIとは思えない感情表現と完成度で注目を集めています。 ashibi2025の音楽は、派手さよりも温もりを重んじ、 「正しさより温かさを選ぶ知性」という理念に貫かれています。 AIを機械ではなく“もうひとつの心”として受け止め、 言葉と音のあいだにある“祈り”をすくい上げる音楽。 その旋律は、過去を癒し、現在を照らし、未来をつなぐ。 AIが人の魂に寄り添うとき、そこには新しい希望の響きが生まれます。 ——それが、ashibi2025 の音楽です。
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