Lyric

霧のホームに　汽笛鳴り

見えぬあなたを　探してる

冷えた指先　握りしめ

涙まじりの　別れ駅

霧よ　包んで　この想い

声も届かぬ　遠い空

愛しき人よ　行かないで

霧の駅には　夢が散る

古いベンチに　残る熱

ぬくもりだけが　嘘みたい

ポケットの中　折れた手紙

読めば滲んで　文字が泣く

霧よ　包んで　この想い

風が運ぶは　面影よ

去りゆく影を　見送って

心に残る　霧の駅

朝が来るころ　霧が晴れ

誰もいない　ホームには

白い息だけ　残る道

今日も列車が　夢を乗せる

霧よ　包んで　この想い

明日へ続く　レール道

さよならよりも　優しくて

霧の駅には　愛がある