歌詞

真夜中前の改札は時計を気にしながら

別れを惜しむ人々で溢れているのだけど

寒さに肩をすくめポケットに手をつっこんで

ひとりぼっちで歩くには少し辛い光景さ

急いで家に帰ろう

急いで家に帰ろう

凍えかけた体と心を溶かして

僕は走り出す　わき目もふらず１秒を惜しく感じて

過ぎ行く景色は只不思議そうで

１２月のネオンは光る　ひたすらに走り続けた

自分だけに射す光と温もりが欲しくて

強さを見せる事で弱さから逃げる人

弱さを見せる事で強さに守られる人

ひとりきり思い出す

君とふたり帰り道

街の喧騒が二人の世界を創った

僕は走り出す　わき目もふらず１秒を惜しく感じて

過ぎ行く景色は只不思議そうで

12月のネオンは光る　ひたすらに走り続けた

自分だけに射す光と温もりが欲しくて

振り返れば通過したいくつもの交差点

数々の景色は線になりまた新たな光を描くよ

そして

寒空は春を迎える

スライドブルー僕の町にも

暖かい風が吹き抜けるのだろう

冬がきてひとりきりでも次の春にまた期待して

さよならの理由と涙も空に流したんだ