

眠れぬ街で またひとつ溶けて
合法の夢を 舐めている
痛みの代わりに 静けさを買って
冷たい指先で 夜を撫でた
シロップみたいな 嘘を飲み干し
甘さの裏に 滲む罰
「あと一粒で 忘れられる」
そんな幻想(まぼろし)を信じてる
匿名でいいから 抱きしめて
声のないまま 沈んでく
傷跡よりも 確かなもの
君の影が 私を縛る
朝の光が 刃のように刺さる
昨日と今日が 血に溶ける
手首の赤が 証明してる
まだ“ここ”にいると 告げるように
カーテンの隙間で 世界が笑う
酸素より重い孤独を吸って
「生きたい」なんて言えない夜に
錠剤の雨が降っていた
匿名でいいから 消えたくて
名前のない痛みに酔ってる
スクリーン越しの誰かだけが
この鼓動を知っている
愛してほしいなんて言わない
ただ この熱を確かめたいだけ
誰かのイイねで 延命する
そんな世界で まだ呼吸してる
匿名でいいから 触れていて
ノイズの奥で 光ってる
たとえ壊れても 美しいなら
この夜に堕ちてもいい
- 作詞者
NAGISA
- 作曲者
NAGISA
- プロデューサー
NAGISA
- ボーカル
NAGISA

NAGISA の“匿名 (Tokumei) [- Re:Vice Edit]”を
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- ⚫︎
匿名 (Tokumei) [- Re:Vice Edit]
NAGISA
- 2
無罪モラル (オリジナルver)
NAGISA
- 3
Noise & Harmony (オリジナルver)
NAGISA
- 4
沈黙の群れ (オリジナルver)
NAGISA
- 5
Re:教育 (オリジナルver)
NAGISA
- 6
自殺未遂ごっこ (オリジナルver)
NAGISA
- 7
反逆者の唄 (Bright Rebellion Ver.)
NAGISA
- 8
灯 (オリジナルver)
NAGISA
- 9
空白の未来 (オリジナルver)
NAGISA
- 10
Disorder Flower (オリジナルver)
NAGISA
- 11
終幕ノ詩 (オリジナルver)
NAGISA
Concept Summary
「RE:ALITY(リアリティ)」= “再生された現実”
壊れた心、沈黙、偽り、そして再生。
NAGISAが辿った11の“生”の記録。
虚構と現実の狭間で、それでも光を見つけようとする魂の叙事詩。



