歌詞

はにかむきみの姿すらいつの間にか忘れ去られてる

幾つになっても幾ら語っても

幾らか断片剥がれて短篇集化し

完璧に戻り切らない反面

美化されてくから残念無念さ

無限じゃ無いから綺麗と言うなら

汚い愛を望んでいたい

薄れた残り香みたいな感覚

潰れた喉から手が出るみたいに

はたまた届いた気がしているからか

「またね」がまた出たりしているから

五本の指からすり抜けたんなら

諦める事を進化と呼ぶなら

再会するまで退化したいから

バイバイしないで間違い合いたいや

諸行無常でも

少々の煩悩を行動に変換し

金剛の煌めき

書道さながらに

孤独と向き合い

五劫の擦り切れ

問答は繰り返し

今後に期待し

方法は絞れど

方向は霧散し

ボートは一隻

炎に木をくべ

此処を後にして

冒頭に戻りて

本当を探して

いつか僕が見えなくなっても

いつだかあなたが消えたくなっても

揺蕩う旅には終わりが無いから

出逢いも別れも締まりが無いから

二人の関係は終いじゃ無いけど

思い出フォルダは仕舞えてないから

言葉があるなら届けられるから

どこかで会えたら愛してたい

人並みに強欲なまま

人波の中で営みを続けたら

薄れていくのは正気じゃ無いから

優れてなくても手を挙げたいから

続けているなら続いているから

綴ったノートは消えはしないから

震えているなら毛布をやるから

もう少しだけはその手を繋いでたい

雨　風　涙　天

晴れ間　傘濡れて

撫でる頭　交差点

さて　また離れて

雨　風　涙　天

晴れ間　傘濡れて

撫でる頭　交差点

さて　また離れて

はにかむきみの姿すらいつの間にか忘れ去られてる

幾つになっても幾ら語っても

幾らか断片剥がれて短篇集化し

完璧に戻り切らない反面

美化されてくから残念無念さ

無限じゃ無いから綺麗と言うなら

汚い愛を望んでいたい

お化けみたいに仮装して仮想の真ん中

多少の清濁ありきの生活

当初の計画予想は折角

遺脱していても正解で居たい

元より世界が色とりどりなら

君も一人なら俺も一人だな

透明なら硝子みたく

これから溜めたら花を生けるから

かつても忘れて

明日へのはなむけ

立つ瀬を見つけて

立つ背を眺めて

我すら無くして夢中に生きては

普通を脱ぎ去り徘徊

世界は目が見えなくても

手が触れなくても

近くでなくても

優れてなくても

言葉があるなら届けられるから

どこかで会えたら愛してたい