PORT OF CALLのジャケット写真

歌詞

だからこの時

YAMAO THE 12

どれだけ人生を賭けたとしても

他人からすればそれは「趣味」だ

分かり合えるのは無理か

それでも好きなことで満たす心の隙間

だからなんとか今日も無事だ

何をやっても変わらないすぐには

それなりに頑張ってきた気もするしな

失うばかりじゃないからちゃんと向き合う

今立っているこの場所はあの日の続きさ

「ケジメ」と言う自己満足はヌルいが

今ならわかる お前の苦しさ

中途半端で楽しいなんてズルいなぁ

使い古した言い訳も仕方なく許した

振り返らずいけよ それが唯一の救いだ

まずやりきれない想いを紡ぎな

疼いた傷は嬉し涙で濯いだ

何もしないで後悔する気か?

やり続けてきたことを信じているのは今でもそう

どれもこれも自分で選んできたその結果でしょ?

刹那を永遠に勘違いさせて だからこの時を

少しでも好きだと思えるなら まだ大丈夫

「これしかない」なんてついた嘘でさえも

現実にするなら歩く道はちゃんと選べよ

周りの期待を背負ってずっと歩けるか?

可能性に賭けてくれる人がいることを忘れるな

信じきれない自分が誰かの応援で救われたら

何があったとしてもこれを続かせなきゃ

大切な人を言い訳にするくらいなら辞めろ

辛抱強く耐えろ やって来るその時を待てよ

やることもやってないやつが文句だけ一丁前

きっと惰性 何をやってもどうせ一緒だぜ

才能は自分の努力と閃きでこじ開けな

どんな日だっていつも夢を追い掛けた

ほんの小さな幸せでも重なれば

今がドン底で真っ暗闇でも輝けた

乗り越えた途端 何故かまた泣けた

見上げると東の空の優しい朝焼けが

やり続けてきたことを信じているのは今でもそう

どれもこれも自分で選んできたその結果でしょ?

刹那を永遠に勘違いさせて だからこの時を

少しでも好きだと思えるなら まだ大丈夫

  • 作詞者

    YAMAO THE 12

  • 作曲者

    Sen Beats

  • プロデューサー

    Sen Beats

  • ラップ

    YAMAO THE 12

PORT OF CALLのジャケット写真

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京都が誇る孤高のリリシスト"YAMAO THE 12"が2025年此冬、
来たる12月3日、活動20年の節目となるこの年に、YAMAO THE 12の「過去」と「イマ」を繋ぐ集大成となる待望の5th Album "Port Of Call" をリリース。

2005年に京都で活動を始めて以来、ストレートな言葉をひたむきに紡ぎ日夜制作とLIVE活動に心血を注ぎ、
2012年にリリースされた1st Album "A New Day Has Come."をはじめ、2nd Album “Another Sky”, 3rd Album "Here I Am." , EP ”When,I'm gone.”, 4th Album ”Wanderlust”, EP ”Cuz'Luv“ , EP “Re:Cuz’Luv“と、精力的にこの20年歩みを止めることなく燦然と輝く傑作を世に放ち、関西、関東、全国各地のリスナーを唸らし、音の海を渡り航海を続けて来た。

そんなYAMAO THE 12が届ける今作"Port Of Call"は、まさにタイトル通り “寄港”を連想させ、これまで彼が巡り渡って来た数々の船旅を、一曲ごとに情景と共に追体験できるような一枚だ。

前作の“Wanderlust”で表現されたある種の“放浪癖”とも云える彼の衝動は、惜しまれつつ2019年に幕を閉じた京都のCLUB“GRiND”への想いへと深く息づき、旅の途中で数多のアーティストと邂逅を重ね、遂に羽を休める港を見つけ珠玉の楽曲と共に錨を下ろす。
船の竜骨となるビートメイカー陣には、呼煙魔、DRUMMIE、GEROGE a.k.a GAMA、Senbeats、Wahkha、PENTAXX.B.F、GITANE BLUE HAZEら、長年の盟友達が名を連ね、彼等の奏でるbeatとYAMAO THE 12の抜群のリリシズムが混然一体に混じり合う。

トルコ語で“お守り”を表す#06“nazar boncuğu”や、イヌイット語で「誰かが来るのではないかと何度も外に出たり入ったりする様子」を表す#08“iktsarpok”と、まるでYAMAO THE 12を通じ世界中へ航海するかの如く、比類なき曲々が透き通った世界へと誘う。
しかしその詩の一つ一つはどこまでもストレートでありながら澄み渡り、「誰かを待っているからこそ進まなければならない」ことや、「今を生きよ」と、普遍的で人間の幸福の原始的な部分に訴えかけるものばかりだ。とめどなく荒波の様に押し寄せる其の“押韻”の数々はしばしば「ライムハラスメント」と評されるが、あくまで紡いだ詩を伝えるLyricsとして抜群に昇華されているからこそ、リリカルなRhymingとして耳に刻まれる。至極の12曲を携え、我々の耳に寄港したYAMAO THE 12。
その往日の航海を讃え、次なる船出までの束の間の音の安息を共に味わってほしい。

アーティスト情報

  • YAMAO THE 12

    1986年12月12日産まれ 京都が誇る最後の孤高のリリシスト 2005年に活動開始、どこまでも真っ直ぐな言葉を武器に毎週末CLUBでLiveをするようになる 2010年にHAIIRO DE ROSSIが設立したレーベル「forte」に加入 2012年に1stアルバム「A New Day Has Come.」をリリースし鮮烈な全国デビューを果たす その後も2014年に2ndアルバム「Another Sky」をリリースし更に飛躍を続けた そして2016年リリースの3rdアルバム「Here I Am.」は タワーレコード京都店の総合デイリーチャート1位を獲得し話題となった forte脱退後もEP「When,I'm gone.」を立て続けにリリースし その後も4thアルバム「Wanderlust」コンセプトEP「Cuz'Luv」「Re:Cuz’Luv」 また世の中がコロナ禍によりLiveがなくなっていく中 2021年には12週連続シングルリリースと作品の発表だけは絶やさなかった そして2022年満を持してLive活動を静かに再開 2023年には12ヶ月連続シングルをリリースをする偉業を達成する Liveは京都、大阪にとどまらず東京でもレギュラーイベントを獲得 2025年で20周年という節目を迎えるにあたってついにワンマンライブを開催 YAMAOTHE12が内に秘める情熱と優しさをLiveで体感してほしい きっと夢に向かって頑張っているあなたの心に届くはず

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#open_sesame Records

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