azami Front Cover

Lyric

azami

kujo rion

街角に棲む気怠さは

何時だってすぐ傍に

なんて事ないフリして

襲い掛かる君に

「私は平気よ」の演技が

身体を巣食って行く

優しい歌なんぞ創れない

だって、今が、精一杯。

息を止めろど溢れ出る

死んでしまえ、と、自分の

棘を刺した

それでも、消えない。

私を守る棘どもは

私を蝕んで

自己防衛を繰り返すのは

心が壊れてしまったから

振りかざした両手で

幾度と傷付けた

無害な顔して

優しい歌なんて歌えない

だって、自分が、憎いから。

再び繰り返す愚行

死んでしまえ、死んでしまえ

死んでしまえ。

やっぱり、消えない。

逃げ出す事に怯えて

余裕を無くしてうずくまる

咲けないと嘯いて根付いた。

消せないなら共に生きる。

それが私らしさだ。

優しい歌なんか歌わない

だって、優しくないから。

この棘と共に生きていく。

死んでしまえ、を打ち負かす

花を咲かす

優しくない花が咲いた。

  • Lyricist

    kujo rion

  • Composer

    kujo rion

azami Front Cover

Listen to azami by kujo rion

Streaming / Download

  • ⚫︎

    azami

    kujo rion

the world.

Artist Profile

  • kujo rion

    九條リ音:愛知・東京を中心にライブ活動を行っているシンガーソングライター。 その個性的な楽曲は、多くの人々を魅了してやまない。 これからの九條リ音の活躍にも期待するばかりである。

    Artist page


    kujo rionの他のリリース

RIONWORLD

"