

看板の森に迷い込む
あっちもこっちも
それらしく
派手な色味で誘い出し
夜でもネオンで
ギラギラ
「こんな宝石は特別よ」
「知識はいっつも必要さ」
謳い文句に踊らされ
混乱間際で
逃亡
逃げ出して気づいた澄んだ空気
忘れていた憧れの空があった
急流に沿う船に乗って
光が落ちる
こがね色の流星が
散らばり燃えた
闇が溶けて風が吹き
時は俺に舵を渡す
決意は持っている
迷ってる振りをしてたんだ
ホントは心に一つだけ
敷かれてる道へ動き出す
チャンスを探していたんだ
月が涙を流し微笑んでいる
求めていた安らぎの海があった
見渡す限り広がっていく
夢に漂う
こがね色の流星が
再び舞った
夜が明けて風が吹き
時が俺に先を示す
準備はできている
少しの勇気を持って
自分に近づけたなら
見渡す限り広がっていく
夢に漂う
こがね色の流星が
再び舞った
雲が裂けて日が照らし
時が俺に先を示す
準備はできている
空は晴れて青が冴えて
世界を祝う
こがね色の流星は
心に咲いた
風が吹いて波が立ち
時が俺の肩をたたく
覚悟はできている
- 作詞者
LIIN
- 作曲者
LIIN
- プロデューサー
LIIN
- ボーカル
LIIN
- ソングライター
LIIN

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こがね色の流星 -song of LUCY FOR CLUMSY-
LIIN
イントロにはどこかあやしさを秘めながら、サビで一気に空へと駆け出すような解放感を――。
この曲は、“自分の意志に逆らうものから逃げる勇気”を描いた物語。
迷っているふりをしていた日々から逃げ出せたことで、心の奥の本音があらわになっていく。
その感情の変化を、歌詞とサウンドで鮮やかに表現しました。
「進むこと」だけが勇気じゃない。
自分の本心に従い、逃げ出すことも、自分を貫く大切な選択だと気づけたなら――
こがね色の流星を、あなたもきっと見つけられる。
アーティスト情報
LIIN
LIIN(リーン)は、物語のような楽曲を紡ぐ日本の音楽作家です。 一曲ごとに異なる登場人物や情景が描かれ、静かに語りかける曲もあれば、感情の衝動をまっすぐ伝える歌もあります。 どの楽曲にも共通しているのは、澄んだ歌声と、心に触れる言葉、繊細なメロディ。 「DIVE TO THE NIGHT -song of LUCY FOR CLUMSY-」や「揺れた赤い花、薔薇」など、聴き終えたあとも余韻が残るような楽曲を届けています。 ただ音楽を“聴く”のではなく、“感じる”体験を求めるあなたへ。 LIINの音楽は、心の深くへ届く旅のはじまりです。
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