

揺られ重ねていた この記憶は
留まること知らず海に溶け去った
広がる暗い海で ぼくは月と漂う
当てもないただ流れに乗って彷徨う
教えてよ ぼくがどこに向かうのか
誰かが言う、君は
「光の下へ」と
身を伝う光の粒は纏うベール 靡かせ
終わりなき旅の流れへと誘いこむ
この身体は 波に攫われ
なすがままのぼくの心も連れ去って
数多の記憶も 水泡に還っていく
揺蕩う肢体の糧にもならずに
廻りてぼくを置き去っていく情動
深層を透かすような 孤独残して
それすらもぼくにはもう届かない
満たした心 掠め取った君のせい
拡がる空いた穴をただ埋めるように
手に絡む 味のしない何かを貪ってく
誰かの満ちた生で埋まってく
いらない栄養は口から吐き出した
継いで接いだ ココロを宿し
新たな記憶に住処を この肢体に
廻りてぼくに纏わりつく 波の青から
深層をぼかすように 心隔て
これでいいのか ぼくにももう分からない
染み出したココロ 模造品にさよならを
今少し空虚なままで
- Lyricist
crane
- Composer
crane
- Producer
crane
- Guitar
crane
- Bass Guitar
crane
- Drums
crane
- Keyboards
crane
- Vocals
Chis-A
- Piano
crane

Listen to My heart remains adrift (feat. Chis-A) by Clione limacina
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My heart remains adrift (feat. Chis-A)
Clione limacina
クリオネリマキナ11作目のシングルになります
私が思うくらげの生について書いた楽曲で
住んでいる海を感じられるような世界観になったと思います
ボカコレ2024冬にルーキーで参加しており、
ありがたい事にみきとPさんにピックアップして
頂きました...!