Lyric

水色の羽が降ってくるようだ

空回りなんて恐れずに走れ

左右のペダルを交互に踏み込む

バランスが鍵らしい

整列する木々の間

木漏れ日 斑らにうけて

周りの全てが背景に変わる

少しだけ寒いくらいの

風感じてくのが良いんだ

停止の標識はここには無いから

もうとまらないさ

ワールドイズマイン

最高の速度で駆け抜ける

夢みたいだ 思い通り

目をつぶっても怖くないくらいだ

ワールドイズマイン

見る目が変わるだろう 酔いしれる

夢みたいだ 夢じゃないな

気づく前に走れ あの街まで

ブレーキ頼みのツアーに出ようよ

少しの傷なら気にせずに走れ

言うこと聞かない

ハンドルさばきでも

遠くまで行けるはず

補助輪 片っぽ外して

火照った身体で粘ったな

思い出す夜は大人ぶって笑って

雨が降る前の匂いだ

急いでゴールに向かわなきゃ

余裕なんてものは今でもないのさ

もうとまれないな

短く 鋭く一呼吸

身体中に酸素回したら

踏み込む覚悟が僕にはあるから

分厚い図鑑で見たより

はるかに罠の多い道

運動不足を嘆く暇はない

もうとまらないさ

ワールドイズマイン

最高の速度で駆け抜ける

嘘みたいだ　怖くないな

まだまだ諦めるわけがない

ワールドイズマイン

自分勝手でいい 言い聞かす

嘘みたいだ　嘘だっていい

ワガママに走り抜けあの街まで

主人公はこの僕だ

絵本の世界に飛び込んだような

色鮮やかで華やかな道走る

誰にも捕まらない 流線形の気分だ