あたらしい ぼくのジャケット写真

歌詞

渡り鳥の歌

Noco

広場に佇む恐竜の遊具は

世界征服の夢を見ている

色のない向日葵は明日には

虹色に返り咲くかもしれない

誰も信じてはくれなかった

午前3時の冷たさを

宝箱にいれて閉まっておこう

渡り鳥の歌を歌おう

風切る羽音を鳴らして

誰よりも信じた この愛を

高らかに 星のように降らして

野原を飛び回る

純白のモンシロチョウは

幸せを運んでいると知らずに

大きく息を吸う気高きカラスは

生き様を自慢げに語るのだろう

ビルの隙間から

意地悪そうに覗く水色に

私たちは静かに溺れていく

渡り鳥の歌を歌おう

犀利なクチバシで奏でて

誰よりも信じた この愛を

いつまでも水面に 映して

オレンジに揺れるバスの車窓

お辞儀する赤く染まるコスモス

切り取って青空に貼りつけよう

渡り鳥の歌を歌おう

レールの上を歩くのはもう辞めた

誰よりも信じた この愛を

まだ見ぬ小さき葉末に伝えて

  • 作詞

    Noco

  • 作曲

    Noco

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アーティスト情報

JET ROBOT RECORDS

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