季節を透いて見る旧時のジャケット写真

歌詞

クリスマスの喜劇

スズキ サトシ

今年もやってくるクリスマスの喜劇

母は子の寝入りを待ち

父は酒を枕元に

そんな些細な喜劇こそが

どんな壮大な映画よりも

人を豊かにするのだろう

謎を暴いた近所の友達

寝たふりをして

サンタの正体突き止めて

うすら笑いした

噂はすぐに広まって

髭のおじさんと

トナカイは消えてった

世の中には悪い嘘ばかりなことを

大人になってから知ったけど

クリスマスの嘘は悪いもんじゃなかった

でも騙され続けるのは難しいから

僕は母に真実を打ち明けた

それでも心のどこかでは

いつも鈴の音は

みぞれの中で鳴り響く

サンタなんて最初からいなかった友達

クリスマスは初めから無くて

あるのはただのプレゼント

得てして子供は大人扱いに喜ぶが

常に正しさを与えられるのが

良いこととは限らない

世の中には本当のことなんて無いことを

大人になってから知ったけど

クリスマスの夜には本当があった気がする

与える善と受け入れる善

それで何か問題だろうか?

サンタなんていなくても優しさがある

白々しいほどの夜の明るさの中に

愛の心は灯り出す

(A kind lie)

(A kind lie)

(A kind lie)

(A kind lie)

親も子も大芝居して

白い雪をさらに白く見せる

際どい駆け引き続け

どちらが先に嘘に

耐えられなくなるのだろうか

騙され続けるのが良心なのか

気づいた事を言うのが良心なのか

どちらが正しいかは今でも分かりやしない

でも一つ言えるのは

世の中にこんな幸せな嘘ばかりなら

いくらでも騙されてやるってことさ

世の中に信じられる事は僅かなことを

大人になってから知ったけど

クリスマスの夜には真実があった気がする

親子の愛が漂う寝室に

あさましい嘘なんてありゃしない

サンタなんていなくても

この喜劇を愉快に

演じられるのが幸せと言うのだろう

(A kind lie)

(A kind lie)

(A kind lie)

(A kind lie)…

  • 作曲

    スズキ サトシ

  • 作詞

    スズキ サトシ

季節を透いて見る旧時のジャケット写真

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スズキサトシ1stアルバム『季節を透いて見る旧時』、制作期間約半年を経てついにリリース。

ポップなダンスナンバーとして人気を博している「ジュース」はじめ、昨年から既に発表されていた楽曲のリアレンジ・再録verおよび、新曲を含んだ全16曲のボリューミーな内容。

タイトルからも分かるように「季節」が重要な要素として組み上げられたコンセプトアルバムとなっており、インストナンバーで季節が切り替わっていく構成が斬新である。

収録曲を単体で聴くだけではなく、アルバム全体を通して聴いて貰うことで見えて来るものがあるだろう。

アルバム全篇に漂うノスタルジックな雰囲気に、何か忘れていた記憶が掘り起こされることがあるかも知れない。

アーティスト情報

  • スズキ サトシ

    秋田県出身のソロミュージシャン。多数の楽器を自身で演奏するマルチプレイヤーである他、エンジニアリングまで自身で手掛けるDIYなスタンスで活動を行っている。制作活動に重きを置いて活動しており、20年12月に1stアルバム『季節を透いて見る旧時』・21年10月に2nd『アトピーのうた』をリリース。ポップでキャッチーなロックンロール曲を嚆矢として、近年は実験的要素を含んだ楽曲を発表するなど、音楽的思考に変化が見られつつある。

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