Lyric

静寂(しじま)に揺れる 黒き羽根が

沈む世界を ただ見下ろしてる

焼け落ちた 祈りの塔

錆びついた 誓いの刃

壊れゆく 運命(さだめ)の鐘

音もなく 砕け散る

流れ落ちる その涙は

誰のために 救いを乞う？

終末(おわり)の刻(とき)は 近づいて

血に染まる 天(そら)を仰ぐ

嗚呼—この身に刻まれた

運命(さだめ)の紋章(しるし)

罪を背負いながら 進むだけ

たとえ この手が砕けても

光を求めて

絶望(やみ)を超える その時まで

響き渡る 嘆きの声

亡者たちの 影が踊る

誓いさえ 砕けるなら

せめて今 祈らせて

聖なる詩(うた)を この胸に

終わりの闇を 払うように

この魂(こころ)が 朽ち果てても

消せない 刻印(スティグマータ)

嗚呼—この身に刻まれた

運命(さだめ)の紋章(しるし)

抗えぬ宿命(さだめ)を抱いても

願い—ただ一つだけ

愛した 証(あかし)を

この世界(ほし)に残せるのなら

嗚呼—この身に刻まれた

運命(さだめ)の紋章(しるし)

罪を背負いながら 進むだけ

たとえ この手が砕けても

光を求めて

絶望(やみ)を超える その時まで

終焉の鐘が 響く刻(とき)

灰に還る この身でも

願うよ ただ…

君の名を——