歌詞

ずっと眠れないまま

辿り着いた　いつもの朝

記憶にも残らない

パンとNEWS　飲み干して

何もかも見えていないまま

繋がっていく　人混みのカオス

僕のフリをした僕が

顔の無い誰かと

意味の無いダンス

君に渡すはずの

片道のチケットと

今　この想いが

消えてしまったら

僕は何も見えない世界で

何を探そう？

ただ　猛スピードで

枝分かれ道が迫って来る

選べないまま

君が通り過ぎて行く

最後に残された

記憶の中　君を探す

最後に交わされた

言葉の温度　抱き締める

懐かしさと苦しさが

混ざり合った

継ぎ接ぎな微笑みで

飛び去って行く渡り鳥を

見送るような　寂しげな瞳で

「終わりね」って言ってよ

「さよなら」が見つからないまま

ゴールの無いレースは続いて行く

辿り着くことの無い願いが

叶う場所は？

鍵が壊れたドアのずっと奥底で

ただ古びて行く夢の中で

夢の続きをみてる

盛大にミスった

伝言ゲームみたいに

笑いあって許しあって

終わりだったら良いのにな

消えた約束

解けていく魔法のような時間の

砂時計の窪みが深くなる頃

君はどんな顔をしてる？

乗り込んだ　最終電車

終着駅は　ろくでもないトコさ

月が翳り　星さえ見えない

静かすぎる夜が

終わらない場所さ

今　この想いが

消えてしまったら

僕は何も見えない世界で

何を探そう？

ただ　猛スピードで

枝分かれ道が迫って来る

選べないまま

届かないまま

君が遠く過ぎ去って行く