Lyric

どこかで聞いたんだ　信じれば夢は叶うって

その言葉をいつも　馬鹿にして聞こえないふり

そんな子供じみた　私には今何もなくて

空っぽの心を　覗いてはため息ばかり

周りはいつも　私を置いて

背中すらも　見えなくなって

どこに行けばいい？　何をすればいい？

見つからない答え

あの日描いてた景色たちは　不意にどこかへ消えてゆく

一人残された私はまた　見ないふりをしてた

君がいなくなってしまっても　世界は美しいままで

そんなありふれた言葉だけが　似合う街角

君からもらってた　綺麗なものだけを集めて

一人で震えていた　私の心を飾るの

後ろを見ても　答えはなくて

一人だけじゃ　気づけないまま

君の姿を　見ているだけで

苦しくなるのはなぜ？

いつか描いてた夢のかけら　置いてきたのは私なのに

今でもまだ忘れられなくて　思い出に縋るの

君の隣で見てた景色は　何よりも輝いて見えた

思い出して涙が溢れた　募る後悔

憧れだけじゃ　満たされなくて

見上げた空　青く澄んでて

迷いは今も　胸にあるけど

決めたことがあるの

あの日描いてた景色たちは　見えないままでも良いんだよ

きっと思い出の中でそっと　背中を押すから

いつか君のとなりに並んで　胸を張って歩けますように

そんな願いを込めて踏み出す　始まりの合図

いつかまた会えるかな