光としるべのジャケット写真

歌詞

星間ミトン

日あさ寝

冬の長すぎる夜に 月のない夜に

君は星を指して言ったっけ

「どこか頼りなさそうで遠くの惑星の

お日さまなのかもしれないんだ」

光を追い抜く通信線

夜空にのびてく赤い紐

こちらは今日も晴れでした

もしもし…

手の隙間を風が抜けて

君の手の温度を

少し奪って、生を受けて

まだあったかいね、ミトン

離れ離れ 二人で一つ

寂しいのは君もそう

切れた紐が 今も片っぽ

探し空へのびる

あまり現実味がなくて

だって澄んだ夜空に

あんなに明るく輝くんだ

それが最後の力の、

精一杯の速さの

救難信号だとしたら?

光を追いかけて手袋(うちゅうせん)

暗闇に続く赤い紐

お空が泣いて見えません

慣れたはずの留守番、寒さ

君の片っぽ見つかったみたい

オリオーンの右肩さ

涙を拭こう 雲を抜けよう

紐を辿ろうか、ミトン

近くで見た星はまるで

本当にお日さまで

手をかざすと暖かくて

かじかんだ手を癒やす

君はいなくて、光る地面に

落ちていた片っぽミトン

「また会えたね」抱きしめ合って

熱を失い動かなくなった

  • 作詞者

    稲むり

  • 作曲者

    稲むり

  • プロデューサー

    日あさ寝

  • ボーカル

    日あさ寝

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