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インディーロックバンドkuquli(ククリ)/eleki(エレキ)のフロントマン髙橋良輔による3曲入りEP『ミキハウスにて』。
インディーロック/オルタナティヴロックの手触りを軸に、曲ごとに音の景色をガラリと変えながらも、3曲とも“歌を芯”に据えた設計で髙橋良輔の声が全体の導線になる。
1曲目「ミキハウスにて」は、揺れるギターと散らばるピアノが夜の余韻を引き受け、喧騒のあとに残った残像を描く。
2曲目「eureka」は、The Beatles的なポップさとPavement的なラフさに、King Crimson的な狂気をひと匙。軽さの中に、妙な引っかかりを残す。
3曲目「欠片」は、90年代オルタナティブSSWの空気感をまとったギターロック。めまいのようなズレを抱えたまま進み、サビで一気に景色が開く。
記憶の温度と現在の衝動を往復しながら、喧騒と静けさ、衝動と受容を3曲で束ねた短編集。