歌詞

交差点灯りがにじむ

遠回りして帰る癖

不意に思い出す声が

まだ胸を揺らすの

何を守ってたんだろう

言葉にすれば壊れそうで

ただ笑って隠した「平気だよ」って

ねえあなたに届いてたかな

あの夜の強がりも涙も

ほどけたままの手の温もり

今も一人で抱えてる

夜に置いてきたもの

重ねた日々は静かに

引き出しの奥眠ってる

もう会えないわかってても

夢に出てくるの

交わした言葉の隙間

零れたあの約束

今更戻れないことわかってるのに

時が経っても消えない影

冷たい風に揺れる街角で

振り返る度に感じる胸の痛み

君の事をまだ忘れられない

もしあの時違う選択をしてたら

今頃どうなってたんだろう

遠い夢の中で

二人繋いだ手から離れた背中

あの日の約束置き去りのまま

思い出の中ならいつでも会えるから

記憶の海を共に泳ごう

部屋に残る君の残り香に

ただ目を閉じて眠りたい

交わした言葉に隠れた思い

抱えたままで歩いて行く

季節巡り景色変わり

今となっては思い出話

静かに揺れる心の灯りに

刻む１ページ確かに

振り返ると見える足跡

辿って見据える明日を

さよならさよならまた会いましょう

過ごした時間にありがとう

ねえあなたを責めたくないよ

わたしだって不器用だったね

でもあの夜ちゃんと言えたら

違う朝迎えられたかな

夜に置いてきたもの