I'm fineのジャケット写真

歌詞

そのまま

TOKYO CHILL LAB

誰もいないバス停 風が落としたメモみたいに

ポケットの中でくしゃくしゃのまま 言葉が眠ってる

遠くで鳴る救急車 誰かのドラマの続きみたいで

自分の鼓動の方が 今夜は少しうるさく聞こえる

街灯が照らすアスファルト 何かを諦めた色

一歩ごとに 胸の奥が軋むようで

「大丈夫」って口に出すたび、

その“空白”が かえって孤独を大きくする

何も壊れてないのに なんでこんなに騒がしい?

うまく笑えてるけど どこか置き去りのまま

見えないまま抱えて ほどけないまま浮かんで

静かな夜が ただ流れていくだけ

コンビニのガラスに映る 知らない誰かみたいな顔

選べないレジ横のガムみたいに

このモヤモヤも 明確な理由がないまま居座ってる

いつも通りの帰り道 ふと見上げた空が広すぎて

「今なら泣いても誰も見てない」って

そんなことを思ってしまったことが ちょっと怖かった

電車の窓越しに流れるビルの光

昨日の自分と今日の自分 どこかでずれていく感覚

ちゃんとやってる、わかってる、それでも…

どこかで立ち止まりたくなってしまう

何も足りないわけじゃないのに 深呼吸を忘れてた

頑張ってるフリじゃなく 本当は止まりたかった

揺れてるまま進んで 泣けないまま乾いて

静かな夜が また飲み込んでいくだけ

バスの窓に滲んだ光 それが涙でも気づかない

ただ、いまは

誰にも見つからない場所で ちょっとだけ立ち止まりたいだけ

答えはいらない 問いもいらない

ただ、わたしのままでいられる時間を

何も壊れてないのに なんでこんなに騒がしい?

うまく笑えてるけど どこか置き去りのまま

見えないまま抱えて ほどけないまま浮かんで

静かな夜が ただ流れていくだけ

  • 作詞者

    TOKYO CHILL LAB

  • 作曲者

    TOKYO CHILL LAB

  • プロデューサー

    TOKYO CHILL LAB

  • 共同プロデューサー

    Keisuke.T

  • ボーカル

    TOKYO CHILL LAB

  • プログラミング

    TOKYO CHILL LAB

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