歌詞

フライトが終わる頃にガラス越しに見下ろしたサハラは夜

嫌に速いJeepの車窓を走る砂色の世界、俺らを呼ぶ

雨の降らないあの街　砂煙越しのbak se-se man

目に焼き付いたミナレットに祈りを捧げる休み時間

タバコのフィルターを通してみればほらガラスパイプの音が鳴る

サングラスを外して個室に籠り色眼鏡で眺める世界

の中じゃ絶望を抜けたところで広がる違う色の絶望

鉄格子の向こうの自問自答　答えが聞こえる　he says no

乾いた心に花を咲かす　そのために汗と涙流す

乾いた心に花を咲かす　代わりに俺達は声を枯らす

水をやれども花は咲かず　なら神に届けと音を鳴らす

水をやれども花は咲かず　なら乾いた紙にインクを垂らす

ふっと風が吹けば　踏み締めた足跡も消える

築いたつもりの過去はあっという間に見えなくなる

が見えないもの信じれる俺たちは想いを音に託す

魅せるよ期待以上　屋上から眺めていたピラミッド

粗悪品の文房具で書いた作文に裏打ち

された才能全てが後天性　握るマイクとペン

あの日の夢と違う形　諦めた夢に背中を押され

歌歌ってまた吹かす風自らで

あの街の夜には眠れない程に鳴り響くクラクション

この街の夜には星を隠す程聳え立つマンション

乾いた心に花を咲かす　そのために汗と涙流す

乾いた心に花を咲かす　代わりに俺達は声を枯らす

水をやれども花は咲かず　なら神に届けと音を鳴らす

水をやれども花は咲かず　なら乾いた紙にインクを垂らす