Hometown -知らぬ故郷を結ぶ歌-のジャケット写真

歌詞

春を辿る日

sola

鞄ひとつ抱えて歩く 新しい街の空気

ぼくの靴音だけ響いて馴染まない気がしてた

春の風に導かれ 見知らぬ路地通り抜けた

線路沿いのサイレンが 赤く光り閉じて

幼い頃に憧れた 将来(ゆめ)とは少し違うけれど

迷いも、期待も、憂いも、線路の向こう

まだ知らない ぼくの——

錆びたレール 扉が閉まり

駅舎に桜が舞う

知らない景色なのに何故だか

懐かしく胸を刺す

ひらり落ちた花びらは 手のひらをすり抜けてく

頬を撫でた風の音が ぼくの背中おした

あの日の零れた涙が瞬いて道標になる

願いも、不安も、希望も、線路の向こう

届くのかな この声も

街灯りのひとつに いつかはぼくも

混ざり溶けてゆく

幼い頃に憧れた 将来(ゆめ)とは少し違うけれど

続きも、答えも、明日も、線路の向こう

まだ知らない 未来

  • 作詞者

    つきしろあこ

  • 作曲者

    suim

  • ミキシングエンジニア

    高岡兼時

  • マスタリングエンジニア

    高岡兼時

  • ボーカル

    sola

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“知らない景色に感じる懐かしさ”——そんな心の風景をめぐる全6曲のコンセプトアルバム。見知らぬ街の風景、忘れていた記憶の匂い、もう戻れない日々と、まだ知らない明日。“ふるさと”という言葉に、誰もが持つそれぞれのかたちを重ねながら、過去と現在、そして未来を結ぶ、ノスタルジックな作品です。

アーティスト情報

sola

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