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歌詞

未完成人

YADAKO

昨日の自分と今日の自分

背比べして溜め息ついた

いつしか成長は止まっていて

余分な脂肪ばかりが増えていた

中途半端な僕は

理想ばかりが高くて

衰えゆく細胞を

維持すらできずにいるのさ

世界のどっかで陽が昇り

世界のどっかで沈んでゆく

完全なものってなんだい?

完璧な答えはないんだ

世界のどっかは凸ってて

世界のどっかは凹んでる

そんなことに胸を痛めてる

今日もまだ僕は未完成人

何かを改善しようとする度に

何かが犠牲になってしまう

それでも完璧を求め

最上階を夢みて

下りのエスカレーターを

力尽きるまで登るのさ

世界のどっかで足りなくて

世界のどっかで溢れてる

完全なものってなんだ?

完璧な答えはないんだ

世界のどっかは凸ってて

世界のどっかは凹んでる

いつだって埋めあっている

まだ君も僕も未完成人

イビツな顔で笑う

イビツな手で抱きしめる

シワが増えていても

何かが足りなくても

幸せだって思えたなら

世界のどっかで陽が昇り

世界のどっかで沈んでゆく

完全なものってなんだい?

完璧な答えはないんだ

世界のどっかは凸ってて

世界のどっかは凹んでる

それでもきっと笑ってる

まだ君も僕も未完成人

  • 作詞者

    YADAKO

  • 作曲者

    YADAKO

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シンガーソングライターYADAKO、10年ぶりの楽曲アルバム。
人生の決意表明「MY LIFE」から始まり、「未完成人」では成長し続けることの難しさや未熟さとの葛藤を描く。「chocolate」では濃厚なラブソングを歌い上げ、「miss you…」では不器用な恋心をPopに表現。“ 君がくれたもの”を「偽物」と題したバラードは囁くように虚しさを表し、「キライにさせて」は男性が慄きそうな赤裸々な女心を叫ぶ。すべて英語の歌詞で表現された「NEVER GOING BACK」は力強くソウルフルに過去への決別を宣言。愛娘MIYU(当時4歳)とのコラボ曲「ありがとう」で締め括られている。
彼女の苦悩や葛藤、人間臭さが感じられる曲が多いだけに、最後に思わず涙が溢れる物語のようなアルバムになっている。

アーティスト情報

  • YADAKO

    YADAKO。日本のシンガーソングライター。幼少期よりピアノを習い、高校時に横浜アリーナで開催された横浜ハイスクールミュージカルフェスティバル決勝で特別賞を受賞。その後、路上ライヴや都内ライヴハウス、カフェ、ホテルラウンジなどでの弾き語りライヴ活動を行うが、出産を機に自身のライヴ活動を引退。現在、メジャーアーティスト、企業、メディアへの楽曲提供やヨガインストラクターとしても活躍中。人間の心の弱さ、強さ、葛藤、切なさを、時に囁くように、時に力強く歌い上げる。Girls PopからBallad、R&B、Rockなど幅広いジャンルの楽曲を制作。

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YADAKO

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