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歌詞

into the blue

サトウ凛

よく切れる包丁を背骨に滑らせる 綺麗に剥がれる生身の下は

青い青い青い青い鉛のようだ

傷つけたい傷つけたい自分のことを

それで知ったのは人間でもない生き物だった

無難な意見と作り笑い 重ねて気づく「自分じゃない」

社会と本音の狭間に苦しむ 言いたいことすら言えやしない

昔から聴いてたラップスター 本音の言葉に憧れた

今の自分と照らし合わせる 現実が黒く圧し掛かる

初めて見る 色、皮膚、温度の塊 鼓動を止めたい貫きたいのに

刃を通さないから 刃をハネ除けるから

そうしてできたカサブタは 青く青く重なり

刃を砕くほどの 私ができたの

傷つけたい傷つけたい自分のことを

誰かの痛みは全部引き受けますから

ズレていく俺自身 飲み込まれていく個性と自信

自分を押し殺して壊してきた苦しみ

振り払いたいがヘバりつく タール モヤ 心 潰す

自分が自分であることを誇る 断ち切る右手で

己握る刃で 首をめがけ刺すだけ

自己嫌悪で繰り返す 血だらけになって見える自分

刺す度固くなる 心、傷口 カサブタだらけのこの身体

奥底に燃えるこの魂は 藍よりも深い青い炎

刃を許さないから 刃を離さないから

そうしてできた塊は 青く青く包んで

刃を突き立てる私から 守ってくれるの

  • 作詞

    サトウ凛

  • 作曲

    サトウ凛

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2022.3.1リリース
サトウ凛2ndミニアルバム「into the blue」

1. 青い星とホタル
2. シンデレラ Guitar by clutch
3. カモメ
4. インスタント
5. ghost Guitar by ゆずみかん
6. into the blue Rap by HONDA

All Song & Write by サトウ凛
Sound directed & Recorded & Mixed & Mastered by 富竹
Photography by 加藤夕佳
Artwork Design by サトウ凛

アーティスト情報

  • サトウ凛

    サトウ凛 1994年生まれ。岩手県八幡平市出身、山形県庄内町在住。汽水域に生きるシンガーソングライター。山形県eスポーツ連合、アナウンサー兼クリエーター。 2020年3月1日に1stミニアルバム「海水の街、淡水の魚」、2022年3月1日に2ndミニアルバム「into the blue」をリリース。

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