歌詞

短い夏がいびきをかく

冷たい風が頬を撫でる

掠れたような空が光る

秋めく世界に僕一人

ひたすら愛する君だから

サヨナラなんて言わないから

君はいないけどこの町で

ずっと君だけ思い続け

何も無いけどただ愛しい

そんな毎日を願ってる

時の流れは割と早いと知ってるから

またね

ああまた君とこの場所で二人

笑って歩いて抱きしめ合って

ああ幸せな日々をまた描く

願いが叶うと信じて待っている

一人でいるとこの部屋も

少し広く感じるもので

二人でいると煌めいた

町も景色も味気なくて

こんなにも恋してた

こんなにも愛してた

君に

会いたいなんて　眠れない夜に

浮かべた未来も　寂しく泣いてる

ああただ君を忘れないままで

明日を明後日を

ただ強く生きる

一緒に行ったカフェも

河川敷沿いの通学路も

凍えながら見た星空も

汗流し見た青い海も

愛し合ったベッドの上も

二人で歌った恋歌も

君が作った手料理も

渡し合ったプレゼントも

怒鳴り合って涙した日も

大好きからの仲直りも

疲れた日の寝落ち電話も

早く会いたい焦る夜も

君とだから大好きで

君とだから美しくて

君とだから涙が出て

君とだから幸せなんだ

ああ泣かないで　君なら大丈夫

笑顔を見せてね

素晴らしい日々の

思い出たち抱きしめて　いつか

二人の時間が重なり合う日まで

君がいないから　この町で

少し寂しい冬を越えて

凍った涙を融かせる

君の温もりを待っているよ