絶対零度の夏の骨のジャケット写真

歌詞

或る水兵

零度pool

潜水艦で、ねむる水兵。

鼓膜の奥に遺る音楽を聴いてる。

光の束で、君を射抜いて

ごく、ありふれた、透ける飛沫を

フィルムカメラで残したぼくの暗い息吹を

許せロザリオ!

水兵リーベ、名誉の負傷。

パレードの虚偽、見抜けないまま。

まだ笑ってて、壊れた中身。

傷を増やして、死ねるナイフも。

失くしたふりを、つづけていつか

気が触れるまで、ここで暮らそう。

そんな幻想、作り話を、

多重露光で、写す明け方。

潜水艦で、ねむる水兵。

水底にしずむ夢を見ている。

あの子のために。

摘んだ花も。

罪なのなら、

ああ、僕は笑うよ。

笑いあうとき、ゆるされるとき

抱きしめるとき、僕は怖いよ。

拗ねる子供の、つまらん嘘を、

嗜めるような目でみないでよ。

海の底まで、沈むほんとうのこと。

わすれないでね。あの日のすべて。

触れる温度の、36を、盲目的に、

ただ信じてる。

  • 作詞

    木田昨年

  • 作曲

    木田昨年

  • プロデューサー

    木田昨年

  • ボーカル

    零度pool

絶対零度の夏の骨のジャケット写真

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アーティスト情報

Lade Pool Records

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