Wonder Front Cover

Lyric

Wonder

tayori

青く澄んだ空に影が一つ

歪んだ地平の果て

夢に見たんだ

僕だけの理想郷

あの雲を抜けたら君の元へ

飛び越えたフェンスも

錆びにまみれた

世界と同化した

くだらない空想

思い出せないまま

指でなぞるその罅を

もう一度さ

ワンダー溢れ出したら

あの日見た虹の端にだって触れられる

そうさ いくつも取り戻すよ

君の合図で

鈍色満ちる空に光が一つ

稲妻とランデヴー

見惚れていたんだ

雨上がりの高架下

つまらない言葉を吸って吐いて

繰り返す日々にだって

空っぽの隙間に

ずっと君の影を探し求めていたんだ

心に空いた穴の中

今も残っているから

その温もりがまだ

冷めないまま

君と逢えた夏の日の眩しさが

今この目でこの手で触れる世界に

確かに感じられた気がした

ねぇワンダー

目を覚ましてよ

胸の奥眠る鼓動の音

藍を謳ったその季節が

目を伏せたままの僕にそっと問いかける

鏡の向こうの君のように

笑えるのかな まだ

もう一度さ

ワンダー溢れ出したら

あの日見た虹の端にだって触れられる

そうさ いくつも取り戻すよ

君の合図で

僕の合図で

  • Lyricist

    raku

  • Composer

    raku, tazuneru

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