Lyric

鍵盤の上を舞い踊る指先は

探している求めている革命的な答えを

いずれ解るはずなんて嘘もいいところで

詰まるところ聞いてもないし

興味も無いだけだろう

もしこれが夢や幻で

僕の頭の中のものでしかないなら

痛みさえ心地良くなるかな

君の痛みを代われるかな

今、僕は僕以外の全てと

混ざって溶け合って境目は曖昧になる

叫んで目を瞑って鼓動は速くなる

なんて理想的で完璧なharmonic

焦って妬んで腐るのはもう十分だ

純粋に芸術的振動に心奪われていく

その快感に犯されていたいだけ

何もかも綺麗に消え去ってしまったら

君の歌をずっと聴いていられるかな

無我夢中で重ねてきた音はたった一つの

せめてもの存在証明

結局人は誰もが独りきりで

自分の信じたいものしか信じないけど

だからこそコードは美しく響く

だからこそ僕らは惹かれ合う

今、世界の変わる音が聴こえる

秒針の動きは段々と鈍くなる

呼吸は浅くなって瞳孔は広がる

なんて鮮烈で運命的なharmonic

一人で座ってぼんやり見ているくらいなら

いっそ頭が割れる程に踊ってみるよ

飾りも建前もどうでも良くなって

ただ自由に空に舞う

焦って妬んで腐るのはもう十分だ

純粋に芸術的振動に心奪われていく

その快感を求めてまた耳を塞ぐよ