どうしてのジャケット写真

歌詞

どうして

MyRae

窓をなぞる 雨の線

今日は少し 進めなくて

制服のまま 立ち止まる

靴先だけ 冷えていく

いつも通りの 交差点

なぜか遠く 見えて

急ぐ理由も ないのに

胸だけが せかしてる

平気なふりが 当たり前で

立ち止まるのが 下手になった

何も起きてないはずなのに

息が 浅くなる

雨の日は どうして こんなに

心が うまく笑えないの?

答えなんて いらないのに

胸が 重たい

雨の日は どうして こんなに

ひとりが 近くなるんだろう?

傘の中で 小さく息をして

帰り道を 歩いてる

濡れた前髪 そのままで

鏡を見るのを やめた

誰かの一言 ひとつで

崩れそうな 気がして

強くなりたいって 思うほど

弱さが 目立ってしまう

大丈夫って 言葉だけが

空に 残ったまま

雨の日は どうして こんなに

思い出が 離れないの?

忘れたい わけじゃないけど

今は 触れたくない

雨の日は どうして こんなに

足取りが 遅くなるの?

前を向こうと 歩いてみても

景色が 滲んでる

泣かないって 決めたのに

声が 雨に溶けてく

置いていけない この気持ち

ただ 立ち尽くすだけ

雨の日は どうして こんなに

心まで 濡れてしまうの?

それでも ちゃんと息をして

今日を 生きてる

雨の日は どうして こんなに

弱さが こぼれるんだろう

この気持ちも たぶん

私の 一部だから

  • 作詞者

    MyRae

  • 作曲者

    MyRae

  • プロデューサー

    MyRae

  • ボーカル

    MyRae

どうしてのジャケット写真

MyRae の“どうして”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • ⚫︎

    どうして

    MyRae

明るく軽やかなポップサウンドに乗せて、
追いつけない気持ちや言葉にならない違和感を描いた一曲。

雨空の下、傘を差して歩きながら、
世界はいつも通り前に進んでいるのに、
自分の心だけが少し立ち止まってしまう。

「どうして?」という答えのない問いを抱えたまま、
それでも今日を生きていく――
そんな静かな憂鬱と小さな前進を、
透明感のある女性ボーカルで表現した楽曲です。

アーティスト情報

MyRae

"