

俺は狂っちまった
何もかもな
俺のILLは治らない
ラップがそうさせた
この病は憧れへ感染
人からまた人へと飛んで
ブルースが俺らに響いて
気が付いたら歌詞書いていて
先天性ラップ症候群
この治療は一切なく
でも 障がいより幸せな症状
こんなファンタジー
滅多に無いだろう
悩み過ぎたゲームも
もう飽きてしまった
魔王が天下獲るばんだ
勇者のくせにと焦った処方も
剣でグズされ終わった
昔とくればリズム下手だった
今でもそう
ラップは苦手かもな
でも かかっちまった
それはしょうがないな
だったら夜明けまで楽しむ
ラップの末期症状
この病は憧れへ感染
人からまた人へと飛んで
ブルースが俺らに響いて
気が付いたら歌詞書いていて
先天性ラップ症候群
この治療は一切なく
でも 障がいより幸せな症状
こんなファンタジー
滅多に無いだろう
ゴールなんてどこにもない
でも 新しい財宝
こんな奇跡ない
諦めたら マジ 勿体無い
ラップ感染した想いは明るい
未来は分からないことだらけ
壁にぶち当たる
後遺症 当たり前
だから 楽しいラップが好きで
諦めたら勿体なくて
この美学 いつか宝石並みに輝く
ラップにありがとうと伝えたい
感謝しかない
先天性ラップ症候群
この病は憧れへ感染
人からまた人へと飛んで
ブルースが俺らに響いて
気が付いたら歌詞書いていて
先天性ラップ症候群
この治療は一切なく
でも 障がいより幸せな症状
こんなファンタジー
滅多に無いだろう
YZERR, LEX, Kohjiya
俺が見たのは彼らの背中
だから感染したんだ
勿論 いい意味でな
- 作詞者
Damage Yakkun
- 作曲者
ONE COIN MIX
- プロデューサー
ONE COIN MIX
- レコーディングエンジニア
ONE COIN MIX
- ミキシングエンジニア
ONE COIN MIX
- マスタリングエンジニア
ONE COIN MIX
- アシスタントエンジニア
ONE COIN MIX
- ボーカル
Damage Yakkun
- ラップ
Damage Yakkun

Damage Yakkun の“先天性ラップ症候群”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
Kakera
Damage Yakkun
- 2
気にしない
Damage Yakkun
- 3
駄目
Damage Yakkun
- 4
Communication Panic
Damage Yakkun
- 5
We Need to Hurry
Damage Yakkun
- ⚫︎
先天性ラップ症候群
Damage Yakkun
E
「ここで諦めるわけにはいかない」
「障がいだけじゃない。自分自身のラップの今のレベルをみんなに知って欲しいんだ」
そんな欲が出たミックステープ第2弾。
チルなブームバップから鳴り響く、『Kakera』から障がいへの悩みをひたすらに語り、次に、かなり重めのトラップである『気にしない』で、障がいの強さ。
そして、時として、「実は僕は弱い」と認める感情をメッセージに「馬鹿にするなら論文かきな」で締めくくる。
その後、今回初となるAmbient Beatとなる、サブミット曲となる『駄目』で小学校、中学校、少し前の過去、をメインに最終的には、プラスに変える曲を伝え、かと言って、同じくAmbient Beatの『Communication Panic』では、会話での辛さを前面に引き出した形となる。
そして、ただ、障がいだけではミックステープも面白いとは自分は感じず、「とにかく、公式プレイリストに入りたい」と想いを発信した『We Need to Hurry』においては、「焦っているぐらい、3年間のキャリア生活で未だに地下に潜り、売れない悩み」を障がいとはまた別で出している。
そして、でも、狂っちまった自分。
そんな僕が、ミックステープを出したい意味を引き出したと言える『先天性ラップ症候群』で、「本気でラップが好きで、ラッパー名は出して申し訳ないがYZERR、LEX、Kohjiyaの活躍を見て、日本語ラップに前向きになり、いい意味で感染した」とラップへの感謝となる作品を仕上げた。
でも、まだまだ、ビートメーカーの:Plueさんにアドバイス等をもらう中で「課題はある」とのこと。
だから、僕は恵まれているのだ。
例えば、いきなり上手く行って一発で終われば、ラップは楽しくないであろう。
だけど、YZEERやKohjiyaのファンになり、AppleMusicを聴く度に思うんだ。
「2人とも、重圧感が気持ちいい」
「特に、YZEERのパンチラインはヤバくてかっこいい」
ラップする中で、僕はまだレベルは前作出した、まさに、『Bottom Rapper』と言えるだろう。
でも、諦める気は無い。
売れるために、地下で3年間頑張った。
そして、仲間やファンも少しずつ増えた。
障がいで嫌なことがあっても、海外、日本語ラップが僕を支えた。
ミックステープって、まだまだレベルアップしなきゃだけど、僕は終わりではない。
「実は、これはまだ序章だったんだ」・・・
アーティスト情報
Damage Yakkun
就労継続支援A型事業所で働く、身体と発達の障がい者ラッパー。 障がいというハンディキャップを持っている中、NIKKEI RAP LIVE VOICE 2023にてサンリオ賞を受賞。 今後も、広島を拠点に障がい者就労を続けながら活動を続けていく。
Damage Yakkunの他のリリース
Damage Working B