

雨は上がって
暗む空が
引き千切れた
トカゲの色をして
影を落とした
街の隅で
人知れず花が咲く頃
踏み潰した
踵の群れ
耳塞いで
帰路を流れていく
俺はそっと立ち尽くしている
街の灯が遠く燃える頃
鳥たちはゆらゆら
北の空泳ぐ
繰り返してこのまま
流され行くんだろうか
雨音
触れる記憶の底
滲む声
雨音
触れる記憶の底
消える声
生き急ぐように 世界は
違っていくけれど
煌めいて散るような
石くれでいれたら
雨音
触れる記憶の底
滲む声
雨音
触れる記憶の底
消える声
雨音
空がトカゲ色に染まる頃
雨音
それが一つになろうと
枯れるまで
- 作詞者
森澤昂平
- 作曲者
LOVIN' THE BUNK

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LOVIN’ THE BUNK
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