

もう 崩れ落ちた陽が
見えなくなっていく
音もない部屋で
二人は眠ってる
今朝のコーヒーと
緩やかに燃える
その温度だけ
消えないように
冬の戯れは高架線の合間から
誰も知らない唄がそこにはあるだけ
溶けない氷で覆われた惑星が
弾け飛んだって それだけの話さ
二人は漂いながら
冬を待つ
世界が止まった朝も
変わらずに
ただ 通り去っていく
眠れない夜を
行くあてもなく
二人は宿った
白い教室や
小さな肩で
溶け出す温度だけ
抱いたまま
雪降る地球を見て
月の詩人は
誰も知らない
億千年を詠むんだろう
悪魔と天使が酔っ払って落としていった
星のかけらを拾いながら歩こう
二人は触れ合うことも
もうないけれど
それでも消えない
冬の星になって
御伽噺はテーブルの真ん中で
終わってしまったけど
それだけのはなしさ
二人は知らない
時間も法律も
言葉はいらない
すぐに分かり合える
二人は漂う
冬のデブリみたいに
世界が止まった
朝も変わらずに
- Lyricist
morisawa kohei
- Composer
LOVIN' THE BUNK

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Artist Profile
LOVIN' THE BUNK
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