

程よい隔たり保つ時代(とき)を経て
出来たワールド
雨が降ったことさえ知らない毎日じゃ
同じねダイアリー
いいねの数が増えていっても測れない
生まれ落ちたバリュー
透明な壁を乗り越えたなら
たぶん見えてくるはず
ショーウィンドウに映る私
ズレを感じても伝える努力怠らない
本当の自分の姿
隠さないように
いつも隠さないように
同じ憧れを追ってた友も
最近減ってきた
諦めるのもまた別の一歩踏み出す
次善の策だね
夢と現実の狭間でだれも皆
懸命に生きてる
透明な壁の向こう側には
泣いたり笑ったりしてる
万華鏡の私が移ろう
彩雲が浮かぶ大空を
七色のペンで力強く
キャンバスに描いていきたい
ずっと描いていきたい
透明な壁を乗り越えたなら
たぶん見えてくるはず
ショーウィンドウに映る私
ズレを感じても伝える努力怠らない
本当の自分の姿
隠さないように
いつも隠さないように
- 作詞者
すまさ
- 作曲者
Suno
- プロデューサー
すまさ
- 共同プロデューサー
Suno
- シンセサイザー
Suno
- ボーカル
Suno
- ピアノ
Suno
- ソングライター
Suno, すまさ
- プログラミング
Suno
- その他の楽器
Suno

すまさ の“透明な壁”を
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透明な壁
すまさ
「透明な壁」は、現代社会における共感の希薄さと孤独を静かに問いかける楽曲です。
コロナ禍を経て、私たちは“程よい隔たり”という新しい常識の中で、見えない距離を保ちながら生きることに慣れてしまいました。SNSの「いいねの数」では測れない本来の価値。ショーウィンドウに映る自分の姿。万華鏡のように揺らめく内面の世界。表面上はクリーンで整っていても、その奥には失われたものへの祈りが流れています。
歌詞の中で描かれるのは、ズレを感じても伝える努力を怠らない人、そして本当の自分を隠さずにいようとする人の姿です。「透明な壁」はそんな静かな決意を抱くすべての人へ贈るメッセージソングです。泣いたり笑ったりしながら、それでも前を向く私たちの生き方を、七色のペンで力強く描き出していきます。
サウンド面では、クリーンで洗練されたミディアムテンポのポップスとして仕上げられています。
全体を通して「タータ ターーチャ タータ ターーチャ」という軽やかなリズムが刻まれ、穏やかさの中に確かな推進力を感じさせます。ピアノやシンセサイザーによる透明感のあるサウンドが中心で、打ち込みによる正確なリズムと、抑制されたボーカルが印象的です。
感情を過剰に表現しない歌唱スタイルが、むしろ聴く人の心の奥に静かな共感を呼び起こします。メロディは穏やかに流れながらも内側に強い意志を秘め、冷たさと温もりが同居する現代的なサウンドスケープを形づくっています。イントロからアウトロにかけては、デジタルな質感の中に人の息づかいを感じるような音の余白があり、聴くたびに新たな発見がある作品です。
静けさの中に確かな希望が灯る——
「透明な壁」は、今を生きるすべての人がそれぞれの場所で見えない壁を乗り越えようとする姿を描いた、優しくも力強い一曲です。
アーティスト情報
すまさ
すまさ(SUMASA)です。作詞家 / ソングライターとしてオリジナルのJ-POPを制作・配信しています。80〜90年代のJ-POPに影響を受けながら、現代的なサウンドで歌詞とメロディを届けています。TuneCoreを通じてSpotify、Apple Music、YouTube Musicなど主要プラットフォームで配信中です。TuneCore Japan公式メディア『THE MAGAZINE』掲載。
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