Lyric

君の名前を呼ぶだけで

心臓が勝手に息を切らすから

深呼吸しても追いつかなくて

僕はまたくだらない嘘をつく

“平気だよ”なんて言葉より

震えてる声の方が正直で

君が笑えば世界が回るし

泣けば僕は止まってしまう

どうしてだろう

こんなにも単純で

どうしようもなく複雑な

気持ちを抱えてしまったんだろう

愛してるって言葉じゃ足りなくて

苦しいって言えば逃げたみたいで

心の奥で暴れる鼓動を

君に全部聞かせたくて

だけど怖くて

結局また“好きだよ”でごまかした

君のひとつのため息だけで

今日という日が変わってしまうんだ

紙飛行機みたいな未来でも

君が投げたなら飛んでいけるよ

曖昧な空に願いを放り

戻らない毎日をすくい上げて

この気持ちだけは形にして

世界の隅に置いときたいのに

どんな論理より

どんな正しさより

君の手のぬくもりの方が

僕を救ってしまうから

伝えたいのに言葉を失くして

抱きしめたいのに勇気がなくて

心の奥で暴れる鼓動が

君の名前を叫び続ける

それだけなんだ

それだけで僕は生きていける

間違った恋でもいいよ

間違えた僕らでもいいよ

君と笑える未来があるなら

どれだけでも進んでいける

愛してるって言葉を超えたくて

生きてるって証を叫びたくて

心の奥で鳴るこの衝動を

君に投げてしまえたなら

世界のルールなんて全部

今日で書き換えてしまえるのに