歌詞

ぼくが産まれた時から君はそこに居て

目は見えないけど匂いでわかってたよ

いつの間にか当たり前に君はここに居て

君の顔を見たら何でもわかっちゃうよ

今日はやけに大きな荷物を持って

悲しそうに「またね」って出てくから

ぼくは待ってるよやけに帰りが遅いけど

いつもみたいに出迎えるよ

ぼくは「とうきょう」がきらいだ

突然君を連れ去って

時計を見てももうわからないんだよ

ぼくは「とうきょう」を知らない

でも凄く憎いんだ

もう何回太陽が昇ったんだろう

君が「ねつ」を出した時はぼくがそばに居て

冷たい枕を取り合いっこしたよね

君が涙流して帰った時はぼくがそばに居て

ぎゅって抱きしめたら笑顔になったよね

今日はやけに大きな荷物を持って

久しぶりに「ただいま」って言ってきたけど

ぼく分かってるよ出ていくときも大荷物

分かってるから余計悲しいや

ぼくは「とうきょう」が嫌いだ

また君を連れ去って

帰ってきてももう匂いが違うんだ

ぼくは「とうきょう」になりたい

だってもしなれたなら

君はずっとここに居てくれるんだろう

君と走るのが楽しかったのに

もう走れないよ君より速く走れないよ

ねえ帰ってきてよ　ぼくは忘れないから

君に会えるまであとどれくらいなの？

ぼくは「とうきょう」が嫌いだ

もう君を連れ去って

どれくらいたっただろう

ぼくは「とうきょう」を知らない

でも凄く凄く素敵なんだろう

ああ悔しいけど君を待っているよ

ぼくは「とうきょう」が嫌いだ

早く君に会いたいんだよ

ぼくは「とうきょう」になれない

それでも嫌いにならないでね

ああ寂しいけど君を待っているよ

待っているよ