レイトショーのジャケット写真

歌詞

OverDubbing

水玉さがし

沈黙のOverDubbing

透明の独白を聴いていた

君が閉じていくから

影絵にニスを塗る

もう恐くないよ

君が泡立てるから

僕は固まって空を飛ぶ

罪は消えないよ

通り過ぎていった

電車の窓に放り投げた昨日

からまってくしゃみ

孤独の解体ショー

青春深読みして

スローモーションで

一周まわっておてつき

凍りついた蜜を砕いて降らす

甘いザラメの雨

街中がキャンディ

永遠に傷つけあう

リレーのバトンを繋いでしまった僕らは…

  • 作詞

    水玉よしこ

  • 作曲

    水玉よしこ

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結成15年目に完成した5作目のアルバム。初めて2作続けて同じメンバーで録音したこともあり、水玉よしこの世界観がさらに静かに強く深みを増している。単にポップスというには大人っぽくて夜っぽく、シティポップというにはバンドっぽくて、ときどき波止場っぽい。そしてほんのりクラシカル。サウンドトラック盤とは違う意味で、映画っぽくてオルタナティブ。

1小節の泣きメロと1行のメッセージがたくさん集まっているような作品です。

アーティスト情報

  • 水玉さがし

    2001年結成。活動拠点は北海道札幌市。ほぼすべての楽曲は水玉よしこによって作られている。ポップスに軸足を置きつつも、ジャンルにこだわらない自由な楽曲は、どこか映画的。 作風のキャッチコピー的なものは「スペース歌謡」。歌謡的人間情念を宿した宇宙的浮世離れサウンドによってあまねく森羅万象を音楽で再構築する…と、煙に巻く。

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