歌詞

次に色づく時まで君と居られる？

叶う、叶わない　なんて分からなくてさ

１分１秒が目の前からなくなって　もう取り返せない

君ともっと話せればよかった

嗚呼

次、秋、独りぼっち。

駅の改札前　７と11のコンビニ

君との最後の待ち合わせかも？

「水は持ってる？」「チャージは大丈夫？」

たわい無い会話の回数券はこれでお終い

揺れ動く電車　思い出す突然の告白

「私の砂時計は、もうじき止まるみたいなんだってさ。」

１分１秒が目の前で止まって見えた

何も考えられない　モノクローム

「最後に１ページだけ１ページだけでいいからさ、思い出を作りたいね。」

頭空っぽのまま　僕は　僕は

改札口のような公園の入り口

「スイカで入れるよ！」って謎に誇らしげ

イルミネーション　銀杏並木　僕はゆらゆらと

力の入らない足で君の横を歩いて

「ねぇ？これで最後だよ？」

「もう来年私は居ないんだからさ。」

「もうちょっと笑ってくれてもいいんじゃないかな？ないかな？」

青から黄色へ照明が変わる時君が呟いた

微笑みながら泣く君から目を離せず

僕も頬を濡らして

次に色づく時まで君と居られる？

叶う、叶わない　なんて分かりきってて

「傍に居て...」

１分１秒を目の前から失っていく

握りしめていた時間がこぼれ落ちていく

「楽しかったね、どうもありがとう。」

「灰になっても忘れないよ。」

乾いた涙の跡

なぞりながら君を抱きしめて

桜舞い散る時期　７と11のコンビニ

君への花束とコトバ持って