

朝のページに指をそっと置いて
コーヒーの湯気で文字がほどける
窓の角で風が紙飛行機になる
忘れたメモも、今日なら軽い
信号の青が胸の中に咲いて
靴紐結ぶリズム、よんはくで
駅まで続く白いゼブラライン
I’m fine, I’m fine—と靴が歌う
ちいさな欠片、ポケットの海
ため息はBPMに沈めて
名前を呼ぶみたいに、呼吸をそろえる
Say my name, on a weekday sky
紙の風でも飛べるみたい
ほどけた声が合図になる
You and I, we’re doing fine
遠回りでも笑えるなら
今日のテンポで歩いていこう
改札を抜けたら世界が少し
やわらかく見える魔法みたいだ
昨日の失敗、トーストの欠片
掃き集めたら、光に変わる
影の長さで季節をはかって
赤いテールが音符に見える
低い雲でも空は消えない
It’s alright—と胸が言う
ぎこちないまま、好きでいよう
雨粒もクリック。音にして
“またね”の余韻で前を向ける
Say my name, on a weekday sky
紙の風でも飛べるみたい
ほどけた声が合図になる
You and I, we’re doing fine
遠回りでも笑えるなら
今日のテンポで歩いていこう
手を振る誰か、手を振るわたし
交わらない線が、音で混ざる
Everyday voice, 小さなchoice
ほどけたメロディが道になる
Say my name, on a weekday sky
紙の風でも飛べるみたい
ほどけた声が合図になる
You and I, we’re doing fine
遠回りでも笑えるなら
今日のテンポで歩いていこう
紙の風がまだ、袖口で踊ってる
- 作詞者
Frogman
- 作曲者
Frogman
- プロデューサー
Frogman
- ボーカル
Frogman

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紙風
Frogman
朝、ノートの角がふっとめくれて、落ちたメモの紙が小さく舞う。それを追いかけるうちに、今日の不安が軽くなる。紙風——折りたたんだ小さな希望が、ポケットの中でまだ温かい。徐々に開いて重なる心を音で表現したIndiePop。#CityPop #PaperWind
アーティスト情報
Frogman
煌めく都市の夜を切り取るシティポップとエレクトロポップが軸。ときどきダンス、ロック、エモに迷い込みながら、懐かしさと新しさが交差する瞬間を描きます。あなたの夜に、ほどよい魔法を。City pop for the soul, with detours into dance, rock & emo. Your soundtrack for the city night.
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