歌詞

雨が水面に

滴る眺めはまだモノクロ

言葉のあやにつられた

僕らは魚みたいだ

見えない見えない

美しい鰭も

消えないで艶麗

枯れゆく今を超えて

眠りに溺れた僕らを

何度も何度も華にさせて

明けゆく夜を踊って

胸からこぼれ落ちていった

雫になって舞い散れ

今まだ道半ば

目を閉じたまま進む墓場

香る色は宝のありかを指す赤のカラー

ダラダラしてる間に流れていく水の中

気付けば見失うから

果てで舞いまた滴りながら

何度も華をつけ燃え上がる

灰になる前に濡れたシケモク

耐えきれず思い込んだ逃げ得

懐かしさで包み込んだ時億劫になっていく

ああ、嫌い

お前が嫌い

お前もお前もお前も嫌い

とか塞ぎこんだ歌作る暇

それはお前を救わない

見えない見えない

美しい鰭も

消えないで艶麗

枯れゆく今を超えて

眠りに溺れた僕らを

何度も何度も華にさせて

明けゆく夜を踊って

胸からこぼれ落ちていった

雫になって舞い散れ

見えない見えない

美しい鰭も

消えないで艶麗

癒えない癒えない

痛ましい傷も

逃げないで永遠

艶やかに

風を切って蝶になって

花びら散って空を舞った

巡り巡り廻れど華にさせて

雨が降って大地に立って

僕らは知って大人になった

今になって咲き誇れ