北風辿り 見つけた街で
見知らぬ貴方は 待っていました
枯葉の積もる はつふゆの夜
行き場を失くした おもひでのように
朧に芳る 乱れぬ袖先
覗く小指を 冷す雨
金木犀の香り 何を運びます
オリオンの星に 照らされて
金木犀の香り どこへ向かいます
だれぞやの愛も 乗せてゆけ
綿雪探し 彷徨う旅で
動かぬ時計も 息を吹き返す
鬼灯色に 恥らう髪際
触れた小指が 奪う熱
金木犀の花に 何を想います
何時ぞやの罪も 越えてゆけ
追い風頼り 歩いたならば
ひとつの路には辿り付かぬもの
おとぎ話のよう 毒々しいほど
真白いその肌が
闇に映える 霧に溶ける
金木犀の香り 想いは確かに
ずっと離さないから
金木犀の花よ 想いを乗せます
来る冬の日に 共に在りたい
金木犀の花に 寄せる片恋に
金色の蕾も 撓みゆけ
- 作詞
ナナコキャンディ
- 作曲
ナナコキャンディ
- レコーディングエンジニア
松下トオル
- ミキシングエンジニア
松下トオル
- マスタリングエンジニア
松下トオル
- ギター
ナナコキャンディ
- ボーカル
ナナコキャンディ
- バックグラウンドボーカル
ナナコキャンディ
ナナコキャンディ の“金木犀の香り”を
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