

砂浜にひとり 残された足跡
波がそっと消していく
君と過ごした あの日々は幻
胸の奥でまだ揺れてる
最後の言葉さえ 交わせなくて
遠ざかる背中に 手を伸ばした
さよなら 夏の幻
すれ違った恋の欠片
触れた指先も 優しい声も
全部夢だったみたい
眩しい季節の中で
ひとりきりのエピローグ
花火の残像 夜空に浮かべて
滲んだ涙 隠せなくて
ふたりの未来 描いてたはずが
知らぬ間にズレていったね
「またね」も言えないまま 途切れた想い
君はもう戻らない
さよなら 夏の幻
色褪せたポラロイドのように
笑顔も涙も 思い出に変わる
はかる恋の物語
今も心で揺れている
もしももう一度 出会えるなら
あの日の君を 抱きしめたい
さよなら 夏の幻
終わりを告げる 波の音
静かに沈む夕陽の中で
ひとり涙を隠して
夏が連れてきた奇跡は
幻のように消えていく
- 作詞者
TAKUMA
- 作曲者
TAKUMA
- プロデューサー
TAKUMA
- ドラム
ゆうま
- シンセサイザー
TAKUMA
- ボーカル
TAKUMA, 優香
- その他の楽器
優香

TAKUMA の“さよなら、夏の幻”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
Summer Resonance
TAKUMA
- 2
波間のメロディ
TAKUMA
- 3
真夏のエスケープ
TAKUMA
- 4
君とサンセット
TAKUMA
- 5
花火の約束
TAKUMA
- ⚫︎
さよなら、夏の幻
TAKUMA
- 7
Blue Horizon
TAKUMA
- 8
夏色シンフォニー
TAKUMA
- 9
Resonance Of Summer
TAKUMA
- 10
Endless Summer Dream
TAKUMA
ひと夏の「キラキラ」と「切なさ」、
そして「エモさ」と「青春感」をすべて詰め込んだ、サマーアルバム『Summer Resonance』。
夏の始まりのワクワク、海辺の恋、友情、失恋、そして別れと余韻まで――
10曲を通して描かれるのは、誰もが心の中に持つ「夏の記憶」。
胸を焦がすようなメロディと、等身大の歌詞が響き合う、
“夏の共鳴(レゾナンス)”を感じてください。
アーティスト情報
TAKUMA
関西を拠点に、ライブ活動を行わず音源のみで表現を追求する音楽アーティスト。派手さはないけれど、その静かな旋律の裏に、誰もが抱える孤独や葛藤、希望や切なさが渦巻いている。日常の何気ない瞬間に潜むドラマを言葉とメロディに昇華し、聴く者の心を深く揺さぶることを目指している。音楽は単なる音ではなく、生きる証、そして誰かの心に永遠に残る記憶の断片でありたい。そんな想いを胸に、今日も音源の向こう側で静かに歌い続けている。
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TAKUMA