

夜勤明け ぼやけたままに
こだまの窓から 青い海
男ふたりと ひとりの彼女
荷物も夢も 笑いで軽い
秘宝館じゃ 顔見合わせて
照れ笑いだけが 止まらない
ピンクな展示に 赤くなる頬
青春という名の 観光地図
思い出の熱海よ 湯の街よ
何も起きない旅だったけど
混浴風呂に 響く笑い
ちょっと大人に なった気がした
宿は二宮 海の見える間
贅沢すぎる 地魚の膳
「こんなの初めて」と 箸が止まらず
語り尽くせぬ 一夜の宴
ネオンの街に 繰り出せば
色香まとう ママが囁く
安全地帯(セーフゾーン)も
危うく見えて
まだ知らぬ夜を のぞき見た
宿に戻れば 二次会スタート
布団の上でも 酒が踊る
「他のお客さまのご迷惑に…」
フロントの電話で 現実(リアル)戻る
思い出の熱海よ あの坂道
誰も恋など していない
だけど胸が ざわついた
三人だけの あの日々よ
過ぎてみれば すべてが宝
何もなかった それがいい
熱海という名の 不思議な魔法
ちょっとだけ背伸び した季節
- Lyricist
TAKASHI
- Composer
TAKASHI
- Producer
TAKASHI
- Songwriter
TAKASHI
- Programming
TAKASHI

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Memories of Atami
TAKASHI