歌詞

名前を呼ぶことさえ

許されない距離なのに

この胸の鼓動は

今日もあなただけに響いてる

誰かの隣で笑うあなたを

遠くで見るだけで

心が軋んでいく

わかってる、それが現実（いま）

だけどね　忘れようとすればするほど

記憶が鮮やかに　よみがえるの

届かないままでも　好きでいさせて

偽れないこの気持ちを　消したくない

いつか夢で会えたら　ちゃんと笑えるように

今はこの想いだけを　抱きしめていたい

何気ない仕草も

優しすぎる声も

全部　あたしだけの宝物みたいで

苦しいほど　愛しい

どうして他の誰かと

比べてしまうのかな

自分を嫌いになりそうで

届かないままでも　願っていたい

たとえ答えがない恋だとしても

この涙の意味が　誰にも見えなくても

私は私で　いられるように

心に鍵をかけたのは

傷つかないようにするためじゃない

あなたを　本気で

愛した証だから

届かないままでも　歌い続ける

あなたに届くその日が　来なくても

この声は　確かに生きてる

そう思えた瞬間が　強さに変わる

名前を呼べないまま

ただ　あなたを想っていた