いびつな洞のジャケット写真

歌詞

いびつな洞

渡 ケント

「また明日」言った君が死んだんだ

握った手はまだ温かいのに

空は何故か酷く澄んでいて

穏やかに君が笑ってるようだ

別れる事はなくて生き続けるのに

むかつく事すらできず日々に暮れる

悲しみ抱え嘆く空っぽな僕に

生きろ生きろと君は優しく言う

終わらぬ夜に 蓋をして生きる僕に

笑え笑えと君は背中摩る

この穴は消える事なくただ重く

僕はこの形で生きてゆくのか

鈍く重い蓋の下には絶望の音が

流れ続けても

聞こえないふりしながら

歩いてくだけだ

悲しみ抱え嘆く空っぽな僕に

生きろ生きろと君は優しく言う

終わらぬ夜に 蓋をして生きる僕に

笑え笑えと君は背中摩る

いびつな洞と君と明日を生きる

  • 作詞者

    渡 ケント

  • 作曲者

    渡 ケント

いびつな洞のジャケット写真

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    いびつな洞

    渡 ケント

大切な人や存在を失った日から、その悲しみの洞(うろ)は消えずに在り続ける。この楽曲は喪失をテーマに書いた曲である。

アーティスト情報

  • 渡 ケント

    渡ケント Watari Kento。群馬県伊勢崎市出身。青森県階上町在住。シンガーソングライター。自分のたましいが震えた瞬間を切り取り歌う。青森県階上町という地方を拠点に時には食事を作って振る舞い、時には古いものを集めて売りながら、生活の中で起きた出来事や心に芽生えた感情を歌にしている。 地方に住みながらも場所を選ばず、全国津々浦々歌いに行くことを生きがいにしている。 2024年に1st フルアルバム「たましいの在処」をリリース。2024-2025 たましいの再会TOURで全国11箇所を巡り完走。2025年3月に活動拠点を関東から東北・青森へ移す。2025年4月1stEP「人生」をリリース。4月18日地元群馬・伊勢崎で開催されるロックフェス「IROCKS 2025~故郷編~」に出演。

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