

夜のトバリがオりた海岸線
口数少ない君の横顔
ホシのカケラを拾って笑った
「ほら、これも星の仲間だよ」
誰よりも近くにいたのに
わたしは君を知らなかった
名前のない感情が
波打って胸を焦がしていた
あの夜空に投げた願いごと
君は今も覚えてるかな
「来年もここで会おう」って
軽い嘘みたいに言ったくせに
光るホシが 海に咲いた
消えないように 強く焼きつけた
手を伸ばしても届かない
もう戻れない
だけど今も
君がいた証は この胸に
ふたり並んで歩いた軌跡
波がすべてさらっていった
季節が巡るたび思い出す
名前を呼ぶような風の音
どれだけ時間が経っても
君の声は 音楽みたいで
イヤホンの奥で響いてる
幻のように優しくて
光るホシを 拾った夜
夢と現実 重なった場所
言葉じゃ足りなかった
「好き」のかわりに
指先に残った
ぬくもりが嘘じゃないと証明する
星座のように並べた記憶
ひとつも欠けちゃいけない気がして
空っぽの手のひらを
強く握っていた
光るホシは 今もまだ
あの海辺に咲いているなら
君もきっと 時々は
思い出してくれるかな
わたしたちの夏の夜を
永遠に、
証明するように
- 作詞者
lotokunn
- 作曲者
lotokunn
- プロデューサー
lotokunn
- グラフィックデザイン
lotokunn
- プログラミング
lotokunn
- その他の楽器
lotokunn

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ホシの証明
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