griefのジャケット写真

歌詞

碧月に零す

紙崎ねい

こっそりお家を抜け出して

夜の世界に潜り込んだ

右手に花を握りしめて

ワンピース翻しあの光へ

草木は囁き

小鳥は夢の中

私は一人ここで泣いているの

「ねえ、教えてよ」

まだ呼吸を潜めてえずくのは

月が私を見ているから

青い光に胸を刺されて

流れ出す痛みと踊っているの

私の大事なお友達

赤いお目々のうさぎさん

今日も動かないの

毎日ご飯もあげているの

ママは泣いてばかり

パパは遠くへ行ったの

私は一人ここで遊んでいるの

「月が笑って見えるよ」

咲いて 砕けて 見えない 知らない

まだ呼吸を潜めてえずくのは

月が私を見ているから

青い光に胸を刺されて

流れ出す痛みと踊っているの

あの光の向こう、苦しみの先

いつか私も飛んで行くから

赤い命をまだ零しながら

溢れ出す涙を抱いて眠るの

  • 作詞

    紙崎ねい

  • 作曲

    紙崎ねい

griefのジャケット写真

紙崎ねい の“碧月に零す”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

"