熟した痛み、優しい嘘
古惚けていた、絵の中
溶けだしていく幻想の花
まだ手折れない
彗星の尾に滲むのは
二人、あの頃の温もり
泣いている少女の消える影
一つ、二つ、数えてみる
「くだらない祈りだ」
三つ鳴らした、雨の後
忘れられない約束をしよう
醒めない身体、最初の物語を
「消えない言葉で綴ってほしい」
揺らぐ意識、最後に物語を
「からっぽな瞳で
錆びた心で
朽ちた身体で
それでも、生きたいと願うの?」
飾れられていた曇った街
透かして見た、絵の中
宇宙の始まり、眺めながら
ディナーを食べよう
映画の終わりのその先までずっと
涙、流さずに君と寄り添いあって
繰り返されないお別れをしよう
冷めた珈琲に甘い赤い色
「幸せな貴方に嬲ってほしい」
濡れた視界を彩る青のパレード
夜を切り取って
訪れない昨日に
途切れないチャプター15
「帰りたいの? 」
「笑ってみせて」
もう一回目を醒まして
無かったことにしないでよ ねえ
すり抜ける風の音はもう過ぎ去った
「明日の今頃は
どんな顔で生きるのかな」
「忘れないよね?」
- 作詞
紙崎ねい
- 作曲
紙崎ねい
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紙崎ねい
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紙崎ねい
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